【概要】
「宝塚市制70周年記念花のみちリニューアル」におけるデジタルスタンプラリー企画運営
【アウトプット】
「花のみち」は、阪急宝塚駅から宝塚大劇場を結ぶ段葛型道路で、1924年の宝塚大劇場開場に伴い造成された遊歩道です。「宝塚歌劇へ続く花道」の意味が込められており、訪れた人々を四季折々の景色が出迎えてくれます。このたび宝塚市制70周年を記念して、「花のみち」の桜の木の植え替えなど一部区間のリニューアルを実施。当社はこのリニューアルに合わせて、新しくなる「花のみち」を巡るイベントとして、デジタルスタンプラリーの企画運営を行いました(植栽工事は阪神園芸が担当)。
イベントの方向性として「花のみちの賑わいを創出し、周辺施設と連携した企画」という課題をいただきました。新しくなった「花のみち」を知っていただく目的だけでなく、宝塚市政70周年を記念した事業であることから、70年の歴史に触れ、土地の魅力を再発見してもらえる企画として、デジタルスタンプラリーを提案。宝塚大劇場前をはじめとする周辺施設に設置した二次元コードをスマートフォンなどで読み取るとスポットの歴史に関連したクイズが表示。正解するとスタンプを獲得でき、獲得数に応じて景品をプレゼントする企画を行いました。マップ上には周辺施設のクーポンも掲載するなど、花の道を周遊しながら土地の歴史や周辺施設の魅力も知っていただけるようなイベントを目指しました。
デジタルスタンプラリーを企画するにあたり、アプリインストール不要のWebブラウザのデジタルスタンプラリーシステムを活用し、デジタルマップサービスによるルート案内を導入するなど、参加者の利便性を考慮。アプリでは「スタンプラリーポイントの設定」に加え、花のみち周辺の魅力的なスポットも同時掲載しました。また、応募規定となるスタンプ達成ポイントを段階的に設定して応募のハードルを下げ、参加意欲を促進しました。
【当社の担当領域】
・イベント企画
・イベント運営
【効果・成果】
スタンプラリー参加者の8割は宝塚市ほか兵庫県の方、2割は県外からお越しの方という結果に。宝塚市政70周年を記念した市民イベントとして、兵庫県の方にとっては歴史の再認識や再発見につながるイベントとなりました。周辺施設と連携してクーポンを掲載するなど、観光客にとっても参加意欲の高まる企画内容であったため、県外から来訪した方にも楽しんでいただけました。