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大阪・関西万博で開催されたイベント「未来をつむぐ、草原・湖と人の関係性」。“茅”を通じて、人と自然のつながりについて考える機会を提案

client :
株式会社阪急阪神百貨店
未来をつむぐ、草原・湖と人の関係性

【概要】

大阪・関西万博で、国内外を問わず、まつりや伝統工芸、芸能を一堂に集め、観覧・体験できる空間として設置されたフェスティバルステーションにて、2025年8月14日(木・)15日(金)の期間、体験型イベント「未来をつむぐ、草原・湖と人の関係性 Produced by GREENable」が開催されました。

 

イベントの主催は、岡山県真庭市と蒜山自然再生協議会。シグネチャーパピリオン「EARTH MART」にも使われた“茅(かや)”を通して、「持続可能な人の営みを自然の中で考える」機会を提供することを目的とされました。当社は企画・運営を担当した阪急阪神百貨店から、展示パネルの原稿・デザイン制作、会場装飾、Web広告制作・運用などを依頼いただきました。

 

■GREENable(グリーナブル)とは

自然や緑を意味する“ GREEN”と、持続可能を意味する“Sustainable”を掛け合わせた造語で商品やサービス、体験を通じて“人と自然が共生する持続可能なライフスタイル ”を提案するコミュニティブランドです 。目 指しているのは 、人と自然が共生する暮らしが、世界各地に広がること。人が手を入れることで独自の生態系をつないできた岡山県真庭市にある蒜山(ひるぜん)高原の草原のように、“人と自然が密接につながる関係性”の再発見をベースに、現代的な感性で地域産品や 資源の新たな価値を提案しています。

 

【アウトプット】

展示パネルについて、「蒜山(岡山県)、阿蘇(熊本県)・近江八幡(滋賀県)の取り組みを、生物多様性・循環・未来の3つのテーマで紹介したい」というご要望に対し、全体の構成と原稿の内容を弊社からご提案。それらをベースに、阪急阪神百貨店および3地域から訂正をいただきながら完成させていきました。

 

会場装飾については、各種パネルに真庭市の木材を活用した反復利用可能な什器を使用して地球環境に配慮しました。併せて、3地域の茅を用いたアート作品、ワークショップスペースを、来場者が回遊しやすいよう配置し仕上げました。

 

Web広告は、環境・自然との共生やサスティナブルな取り組みに関心を持つ20~50代の方をターゲットに、「GREENable(グリーナブル)」にも興味を持ってもらうことを目的にプランニングしました。価値観ベースでのターゲティング精度が高い特徴があるGoogleデマンドジェネレーションキャンペーンを選定・運用し、集客をサポートしました。

 

また、真庭市、阿蘇市、近江八幡市から発信されるイベントPR原稿作成をサポートし、情報の一貫性と訴求力を高めました。

 

【当社の担当領域】

・展示パネルの原稿、デザイン制作

・案内サインの原稿、デザイン制作

・会場装飾

・Web広告制作、運用

・イベントPR原稿作成

 

【効果・成果】

大阪・関西万博という大規模な舞台において、環境テーマへの高い関心を引き出すことに成功し、目標とする動員数に貢献しました。

 

・目標動員数達成: 2日間の開催期間で、約12,000人という高い動員数を達成しました。

 

・テーマへの関心: 幅広い年代の来場者が、展示パネルや茅を使ったアート作品を熱心にご覧になり、ワークショップにも参加され、イベント会場は終始賑わいをみせていました。(他社制作のステージイベントも2日間、盛況のうちに終了)

 

・イベントの意義:当社のクリエイティブと会場装飾により、“茅を通じて「持続可能な人の営みを自然の中で考える」機会を多くの大阪・関西万博来場者に効果的に伝える”という、主催者の目的達成に大きく貢献することができました。

未来をつむぐ、草原・湖と人の関係性
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