【概要】
下関市の認定産品普及施策で、当社がブランディング包括支援や事業者連携、マーケティング戦略立案を行う「『おいしも!たのしも!』プロジェクト」。その一環として、隣県である福岡県での認知拡大とファン創造という課題解決に向けて、人流の多いJR博多駅前広場でのイベント「おいしも!たのしも!架け橋マルシェ」を初開催しました。下関の食と歴史・文化を多角的に発信するブランディングの場として、全体プロデュースに加え、駅利用客の属性に合わせた戦略的な集客・販促設計を遂行しました。
【アウトプット】
・ターゲットの行動心理を捉えた体験型コンテンツの企画運営
冬の屋外という特性を活かし、現地調理による「ふぐ鍋(ふぐ汁)」など、五感に訴える飲食ブースを配置。通行客の約70%を「偶然の来場」として取り込むキャッチーな会場構成を提案しました。また、九州産業大学の学生と連携し、若年層やファミリー層をターゲットにした「あったか抽選会」や「キーワードラリー」を企画。アンケート調査による来場者データの定量化までを一気通貫で実施しました。
・多角的なメディア・デジタル戦略
サイネージ広告による駅利用者への視覚的な訴求に加え、博多駅を利用していない層へWeb広告を通じてアプローチすることで、場所や時間を選ばない広域的な認知向上を図りました。オンラインとリアルの両軸でタッチポイントを創出し、顕在層だけでなく潜在層の来場意欲も醸成しました。
・BtoB商談機能による持続的な販路開拓支援
一般消費者向けの販路拡大に留まらず、福岡圏域のバイヤーを対象とした「食のビジネスマッチング」ブースを会場内に設置しました。イベントを単なる一時的な直売の場とするのではなく、事業者が継続的な取引先を開拓できる商談の場へと進化させています。一般消費者への認知向上(BtoC)と、販路開拓による事業成長(BtoB)を両立させることで、下関の認定産品が域外市場へ定着し、持続的に地域経済を支える循環構造の構築を推進しました。
【当社の担当領域】
・イベント企画運営、進行管理、現場事務局運営
・学生連携、ワークショップ、ステージコンテンツ企画
・会場設営、装飾
・デザイン制作(キービジュアル、タペストリー、チラシなど)
・デジタル施策(二次元コードによるアンケート)
・プロモーション施策(Web広告、デジタルサイネージ)
・マーケティングリサーチ(来場者、出展事業者アンケート集計、分析)
【効果・成果】
・2日間で約8,000名の来場を達成しました。 また、来場者アンケートにて、イベント後の下関市への訪問意向が約96%(「非常に思う」「少し思う」の合計)という極めて高い数値を獲得。 出展事業者の総合満足度も95%に達しました。
・出展事業者からは「商品の認知向上」や「テストマーケティング」に確かな手応えがあったとの評価を得ました。
・本イベントの成功を受け、大阪や広島といった他都市への展開を見据えたエリア戦略のロールモデルを確立しました。今後は本施策を基盤に、イベントを通じた認知拡大だけでなく、現地への実誘客(観光施策)とのさらなる連動を図るなど、都市間連携による地域活性化を加速させる契機となりました。



