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大阪の未来を見据えたエリア価値の向上へ。周遊型イベント“Osaka Art & Design”の事務局として事業全体を推進

client :
大阪アート&デザイン2025 実行委員会
Osaka Art & Design2025

【概要】

梅田・中之島・本町・心斎橋・なんば・阿倍野など大阪市内の中心エリアを巡りながら、様々なクリエイターによるアートやデザインの展示を楽しむことができる周遊型イベント“Osaka Art & Design”。今回で3回目を迎え、2025年5月28日(水)から6月24日(火)までの4週間にわたり、全65会場で開催されました。

 

大阪・関西万博の期間中であり、世界から大阪に人が集まることを念頭に、掲げたテーマは「Overlaps 重なる夢中」。一人ひとりの夢中が重なり合って生まれるエネルギーに注目し、未来を見据えた大阪のさらなる発展につなげていくことを目指しました。

 

当社は前年につづき、実行委員会事務局業務を受託。実行委員各社や各ギャラリーおよびインテリアショップ、そして出展者への対応をはじめ、協賛やメディアパートナーの獲得、新規施策の立案・実行、PR・プロモーションの企画・実施、多様な広告ツールの制作などを担当し、実行委員会とともに事業全体の推進に携わりました。

 

■大阪アート&デザイン2025 実行委員会

株式会社近鉄百貨店 / JR西日本ステーションシティ株式会社 / 株式会社髙島屋 大阪店 / 株式会社大丸松坂屋百貨店 / 南海電気鉄道株式会社 / 阪急電鉄株式会社(業務代行:阪急阪神不動産株式会社) / 株式会社阪急阪神百貨店 / 一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント

 

【アウトプット】

2025年度は、開催エリアがキタ、ミナミから阿倍野にまで広がり、一段とスケールアップした形での開催に。「梅田エリアなど中心部でのパブリックアートの制作」「海外コンテンツのコーディネート」「大阪の代表的ギャラリーやインテリアショップとの連携」「産学連携プロジェクト」など、多様な切り口での展示やイベントを、百貨店・商業施設・駅のスペースをはじめとした65の会場で展開しています。

 

イベントの認知拡大施策では、プレスリリース配信や国内外のメディアを招待したプレスツアー、オープニングレセプションなどを皮切りに様々なPR施策を推進し、多数のメディア掲載を実現。そのほかにも、インフルエンサーの起用、建築デザインや壁画アートを巡るガイドツアーの実施、「EXPO酒場」との連携や、雑誌『Meets Regiona|』の協力によるおすすめグルメスポットの紹介、ノベルティ(オリジナルステッカー)の配布、独自の展示企画「世代のバトン」の運営など、より一層の集客を図るため、実行委員会とともに様々な新しい取り組みに挑みました。

 

また、新たな取り組みのひとつとして、独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁への補助申請を主導。受給した補助金をインバウンド向けのコンテンツやPR費用に充て、海外メディアヘの情報発信や、各種制作物の英語表記対応、外国人客へのアンケート調査などに活用し、多くの外国人客の来訪を見込んだ施策の充実を図っています。

 

公式WebサイトやSNS、ガイドブック、会場に設置するPOPなどのクリエイティブについては、2025年度も全面的に制作を担当しています。とりわけ改善に注力したのが公式Webサイト。昨年のアクセス数値をもとに全体のアップデートを図り、校正から公開までのフローを確立。またCMSを導入し、実行委員の各社自身でプログラムを入力できる仕組みにしました。運用面を考慮したCMSを選定することで、約130ページにも及ぶプログラム紹介部分の制作の省力化を図りました。

 

■Osaka Art & Design 2025

https://www.osaka-artanddesign.com/

 

【当社の担当領域】

・実行委員会事務局業務全般

・出展者対応

・協賛企業や国内外のメディアパートナーの獲得

・パブリックアートの制作、クリエイターのコーディネート

・PR、プロモーション企画推進(プレスリリース、プレスツアー、オープニングレセプション、SNS、Web広告、インフルエンサー、スタンプラリー、アンケートキャンペーンなど)

・広告・販促物の企画制作(公式Webサイト、ガイドブック、各種POP、ノベルティなど)

・新規施策の立案・実行(独自展示企画、ガイドツアー企画、グルメ企画、他イベントとのPR連携など)

・インバウンド向けPR活動

 

【効果・成果】

出展クリエイター数、コンテンツ数、会場数、来場者数は、いずれも前年実績を上回る結果に。前年から展示数が増えたパブリックアートについては、推定1,000万人以上の目に触れることになりました。さらに昨年と比べ、公式Instagramのフォロワー数は2倍以上に伸び、またメディア掲載数に関しても大幅な増加がみられるなど、認知度の着実な高まりを裏付けています。

 

 2026年度以降も開催が見込まれる“Osaka Art & Design”。百貨店・商業施設・鉄道会社・ギャラリー・インテリアショップ・美術館・クリエイターと連携しながら、アートとデザインを通じて「世界のクリエイティブシティ大阪」を創造するという、起ち上げ当初から掲げるビジョンに、一歩ずつ近づいている手応えが感じられる結果となりました。

Osaka Art & Design2025
Osaka Art & Design2025
Osaka Art & Design2025
Osaka Art & Design2025
Osaka Art & Design2025
Osaka Art & Design2025
Osaka Art & Design2025