リアルイベント開催においてデジタル施策を連動させた事例
イベント開催においてデジタル施策を掛け合わせることは、企業だけでなくユーザーにとってもさまざまなメリットをもたらします。当社では交通広告総代理としてイベント開催場所を販売するだけでなく、培った経験を活かし、プランニング領域からイベント企画・運営までさまざまな施策を実施してきました。こちらではその中でもインフルエンサー施策やSNSキャンペーンなど、デジタルマーケティング施策とかけあわせた事例を、施策のポイントとともにご紹介しています。
①インフルエンサーを起用した施策で親和性の高い潜在顧客へリーチ
イベント告知がポスターやチラシ、ポスティングなどアナログで限定的だった時代とは異なり、適切なプランニングとターゲティングによって、従来の手法ではイベントの存在を知り得なかった親和性の高い潜在顧客に向けて事前告知が可能になりました。特にインフルエンサーをキャスティングした施策は、当社においても多くの事例があります。
インフルエンサーは特定の専門分野やコミュニティーにおいて高い影響力をもっており、インフルエンサーにイベントをおすすめしてもらうことで多くのフォロワーに情報を発信することができます。またフォロワーからの直接的な反応(「いいね」やコメントなど)を通じて、情報をキャッチしたユーザーのリアルな声を知ることができる点もメリットのひとつです。一方で、インフルエンサーは企業とフォロワーをつなぐ大切な役割を担っているため、選定の重要さはもちろん、インフルエンサーが安心して情報発信できるよう、企業側として信頼関係をしっかり構築するよう努めることも重要なポイントです。相互理解を深めた適切なキャスティングにより、企業・インフルエンサー・潜在顧客などステークホルダー全員にポジティブな影響をもたらす施策となるでしょう。
こちらでは当社においてイベント施策にインフルエンサーをキャスティングした事例をピックアップしています。
福岡県福津市の魅力をPR!関西圏初となるプロモーション「フクツナフル」フェア
client : 福岡県福津市役所
https://hhms.co.jp/projects/fukuokafukutsu-fukutsunafulfair/
西宮在住のインフルエンサー3名を起用したタイアップなどのSNS施策を行っています。
HEP FIVE注目のグルメフロア「TAMLO(タムロ)」リニューアルオープン時の話題性を創出
client :阪急阪神ビルマネジメント株式会社(HEP FIVE)
https://hhms.co.jp/projects/hepfive-tamlo_event/
ビジュアルキャスティングで、インフルエンサーである「おおしま兄妹」、元HKT48の「村重杏奈」を起用。プレオープン時には、おおしま兄妹が登壇するファンイベントを企画運営しました。
②集客施策にSNSキャンペーンを活用
インフルエンサーを起用する施策同様に、SNSを活用したキャンペーン戦略はイベントの集客数アップにとても効果的です。SNSを活用したキャンペーンにユーザー自ら主体的に参加してもらうことで、イベントに対する期待値や理解が深まるだけでなく、キャンペーンそのものが楽しい体験となり、ブランドに対する好感度の向上にも寄与します。またリツイートによって多くのユーザーにリーチが広がることになるため、コストパフォーマンスに優れたプロモーション手段となり得ます。さらにキャンペーンの反応をデータとして収集・分析することで、どのようなアカウントの方が参加しているか把握でき、今後のマーケティング戦略にも活用できます。
こちらでは、X(旧Twitter)でのフォロー&リツイートキャンペーン事例をご紹介しています。
鉄道の日(10月14日)にちなんだ、阪神競馬場×阪急電車のコラボレーション
client : JRA中央競馬会 阪神競馬場
https://hhms.co.jp/projects/jra-hankyu-collabofes/
集客施策としてフォロー&リツイートで阪急電車こらぼグッズが当たるX(旧Twitter)キャンペーンを実施しました。
③顧客体験の向上によるエンゲージメントの強化
イベント開催時にデジタル技術を活用した企画をかけあわせることは、参加者に新鮮な驚きや価値を提供することができ、顧客体験の向上が期待できます。ユーザー自身が有意義に感じた体験はSNS上での投稿や口コミにもつながり、イベントに来訪しなかった方への認知拡大にも貢献します。デジタル技術を活用するメリットのひとつとして、データを収集できることがあげられます。イベント開催中に集まったデータは、今後のイベント開催におけるマーケティング戦略に生かすことができます。
こちらでは、二次元コードを活用したWebサイトとの連動、LINEアカウントを活用したスタンプラリーの事例をご紹介します。
神戸で作られる靴の素晴らしさを伝える、神戸産シューズプロモーション
client : 神戸市ファッション産業課
https://hhms.co.jp/projects/kobe-shoespromotion/
靴メーカーが集結する靴の即売会「くつっ子祭り」にて、二次元コードをスマートフォンなどで読み込むとプロモーションサイトが閲覧できる足跡広告を設置しました。
「大阪のキタで熊本のミナミ!くまもと県南うまかもんフェア」トータルプロデュース
client : くまもと県南フードバレー推進協議会
https://hhms.co.jp/projects/kumamotokennan-umakamonfair2023/
LINEアカウントを活用したグルメスタンプラリーなど、くまもと県南エリアの美味しさをさまざまな体験を通してお届けするコンテンツを展開しました。
④データ分析と効果測定
デジタル領域でアンケートを実施することは、紙などのアナログ媒体と比べてデータ入力作業の工数を減らすなど効率アップに寄与するだけでなく、年齢・性別・居住地などさまざまな情報を分析できることから、今後のマーケティング戦略への活用にも期待できます。
こちらでは、二次元コード経由でアンケートを実施した事例をご紹介します。
阪急電鉄×Osaka Metro沿線周遊イベント!“いちごのショートケーキ”をおでかけのきっかけに
client : 阪急電鉄株式会社
https://hhms.co.jp/projects/hankyu-metro-kurabete-cake/
参加人数のさらなる増加を狙い「パンフレットを持参してケーキを購入するとオリジナルステッカーがもらえる特典」「ステッカー裏面にある二次元コード経由でアンケートに答えるとAmazonギフトが抽選で当たる特典」のキャンペーンを同時に実施しました。