【概要】
京橋エリアを代表する不動産デベロッパーである中央日本土地建物は、2016年に「京橋エドグラン」を竣工後も、京橋を中心とした周辺エリアの価値向上施策に継続して取り組んでいます。過去、その取り組みの一環として、京橋エリアの飲食店を巡るスタンプラリー「京橋のれんくぐり」の企画運営を阪急阪神マーケティングソリューションズが継続的に担当していましたが、残念ながらコロナ禍の感染拡大により中止となりました。
このたび、周辺の再開発が進む中、数年の時を経て「京橋のれんくぐり」の再開催が決定。過去の課題反省点を活かし、京橋エリアをさらに活気づける「進化した京橋のれんくぐり」を実現するため、企画の再構築をご用命いただきました。
【アウトプット】
・回遊や抽選会への意欲向上とデータ活用を見据えたデジタルシフト
「京橋のれんくぐり」は飲食店を回遊し、スタンプを集めて抽選会に参加できるイベントですが、前回の開催から6年間で進んだキャッシュレス化への対応が課題となりました。財布を持たない方の参加意欲を醸成して利便性を向上させるだけでなくデータ活用も見据え、紙の台紙からスマートフォンで完結するデジタルスタンプラリーへの移行を提案し実現しました。また、過去の反省点を活かし、回遊や抽選会への意欲を向上させるため、スタンプの集め方や抽選回数の算出方法などのルールを再設計しました。
・6年前のクリエイティブをブラッシュアップ
新規顧客の獲得に加え、6年前に参加されたリピーター層の期待感醸成がクリエイティブの重要な課題でした。そのため、デザインをすべて刷新するのではなく、過去のデザイン資産を最大限に尊重しつつブラッシュアップを実施。6年ぶりのイベント復活であることが一目で伝わり、過去に参加されたお客様の期待感を高める内容へと進化させました。このデザインを、ポスターやチラシ、POP、デジタルサイネージ、Webサイト画像など、多様な媒体へ展開しています。
【当社の担当領域】
・全体企画
・デザイン制作
・イベント企画運営
・事務局対応
【効果・成果】
・再開発により店舗数が減りつつある地域において、個別店舗への積極的な誘致により過去最多の90店舗にご参加いただきました。イベントを通じた京橋周辺エリア全体の活性化に大きく貢献しています。
・抽選会のガラポン回転数は2019年比で1.5倍に増加しました。参加ルールの再設計や、デジタルスタンプ帳による利便性の向上が奏功し、参加者のイベント参加・周遊意欲が活性化したことを示す結果となりました。
・デジタル化によりデータ分析の精度が飛躍的に向上。スタンプ取得数、就業場所、年代、イベント認知経路などの詳細データを取得し、次年度以降の施策設計に向けた具体的な課題とターゲット像の特定を可能にしました。


