【概要】
神戸市長田区・兵庫区・須磨区地域における地域産業活性化
【アウトプット】
「高齢化や空き家率上昇」「ものづくり企業の従事者担い手不足」「観光客数の伸び悩み」など、今後多くの地域が直面する社会課題。神戸市長田区・兵庫区・須磨区地域ではこのような課題に対する地域産業活性化の施策として「KOBE OPEN FACTORY」という事業に取り組みました。当社は一部の企画、事業の進行管理、官公庁やモノづくり企業との連携を担当しています。
該当エリアには「ものづくり企業の工場やクリエイターのアトリエ」が多く存在します。そのような地域資源を生かし、普段は見ることができないものづくり企業の工場や作業場、アトリエなどを一般公開。来場者にものづくりの現場を見て・触れて・体験していただくイベントを企画しました。2025年にはインバウンド向けにアップデートも計画しています。
該当エリアにはほかにも、在日外国人コミュニティと地域団体とが積極的に連携している「飲食店や小売店などダイバーシティを体現した店舗」や、近年高まるインバウンド市場の文化的体験ニーズにも応えられる「町並みや銭湯などの下町文化」などの魅力的な特性があります。オープンファクトリーと同日に、これらのエリア特性を活かした、粉ものなどの独自の食文化、多文化や下町感を楽しんでいただけるツアーを用意。エリアが持つ特性をかけ合わせながら、これからは海外の方にもものづくり企業を体験いただけるよう取り組んでまいります。
【当社の担当領域】
・事業全体の企画(一部)
・事業全体の進行管理
・観光庁との連携及び資料作成
・モノづくり企業との連携
【効果・成果】
2022年度には、15社が参加、1日で約3,000人にご来場いただきました。