広告戦略からSNS施策まで事例多数! Z世代向けプロモーションを解説 - 阪急阪神マーケティングソリューションズ

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広告戦略からSNS施策まで事例多数!
Z世代向けプロモーションを解説
2024.11.11

広告戦略からSNS施策まで事例多数! Z世代向けプロモーションを解説

「Z世代」とは、1997年頃から2012年頃までに生まれた世代を指し、ミレ二アル世代(1981年~1996年生まれ)とα世代(2013年以降生まれ)の間に位置します。

Z世代の大きな特徴は、幼少期からインターネットやスマートフォンが普及した環境で育ってきた「デジタルネイティブ」の最初の世代であることです。世代を分ける境界線は研究機関や調査機関によって若干異なりますが、このデジタルネイティブとしての特性は、彼らの消費行動や価値観に大きな影響を与えています。

当社ではZ世代をターゲットとしたプロモーション施策を検討している企業様に対して、マーケティングリサーチやSNS施策、クリエイティブ制作、イベント企画など、幅広く戦略の立案を行っています。なぜZ世代をターゲットとしたマーケティング活動に取り組むべきなのか、その理由とともに当社の成功事例をご紹介いたしますので、情報収集の参考になれば幸いです。

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企業がZ世代をターゲットとした
マーケティング活動に取り組むべき理由

企業がZ世代をターゲットとしたマーケティング活動に取り組むべき理由

昨今、多くの企業が取り組んでいるZ世代をターゲットとしたマーケティングやプロモーション施策。将来的に消費の主要な役割を担う次世代への積極的なアプローチは、どの時代においても企業にとって重要な課題です。しかし、Z世代をターゲットとする場合、特に注目すべき理由があります。

① 次世代を担う存在として、巨大な潜在的市場がある
日本の人口に対するZ世代の割合は2024年時点で約15%となります。一見少ないように見えますが、現在の15%という割合は今後の数十年で大きく拡大し、主要な消費層を形成するに至ります。今後数十年のうちに労働人口や消費人口の中核を担っていく世代に対してのマーケティング活動は、企業が長期的な成功を収めるための鍵となるでしょう。

② 消費行動のモデルが異なり、従来のマーケティング手法が通用しづらい世代である
Z世代は、従来のマーケティング手法が通用しにくい世代といわれています。企業から発信される情報を一方的に受け取るだけでなく、少年期・青年期から多角的な視点で自ら情報収集を行っており、商品やサービスそのものだけでなく、それによって得られる経験やコミュニティへの所属意識も重視する傾向があります。

デジタルリテラシーが高く、情報を収集・評価する能力に長けているため、ブランドの認知度やタッチポイントの多さが、必ずしも購買意欲に直結するわけではありません。また、従来のマス広告や画一的なマーケティングメッセージが響きにくく、広告には懐疑的な視点を持っているという傾向もあります。

Z世代に向けてマーケティング活動を行うにあたり、企業は消費行動のモデルを深く理解し、これまでとは異なる手法で、共感を得られるマーケティング戦略を模索する必要があります。単に認知度を高めるだけでなく、いかにして彼らと関係性を築いて、長期的なコミュニケーションを図るかという視点が必要となるでしょう。

③ デジタルマーケティングと親和性が高い
デジタルネイティブであるZ世代の特徴として、インターネットやモバイルデバイス、SNSなどを駆使して情報収集や購買行動を行うことが挙げられます。特にECサイトに対しては抵抗感が少なく、購買行動も活発です。将来的に彼らの所得が増加すれば、消費規模のさらなる拡大が予測されます。

商品やサービスのプロモーションでデジタルマーケティングを行うことが当たり前の時代になりましたが、Z世代は新しい情報やサービスに対しての感度が高いため、的確なコミュニケーション戦略を取ることによって、企業側のメッセージが届きやすく、反応しやすい世代であるといえるでしょう。また、口コミやオンライン上でのレビューを重視するZ世代のデジタル領域における情報拡散力は、企業にとって迅速に認知度を高めるための強力なサポートとなります。

④ ソーシャルメディアと親和性が高い
Z世代は、InstagramやX(旧Twitter)、TikTok、LINE(オープンチャット)、Threads、Snapchat、Pinterest、Lemon8、BeReal、GRAVITYなど、数多くのSNSを活用しており、ひとつのSNS内でも複数アカウントを使い分けながら、様々なコミュニティーを形成しています。

SNSの活用は企業においても重要な課題となっていますが、Z世代は社会課題に関する関心度が高いといわれており、企業との対話に積極的な姿勢を示す傾向があります。

インフルエンサー施策や双方向のコミュニケーションなど、Z世代とSNSで関係性を構築することは、企業にとってプロモーション施策という側面だけでなく、口コミの収集やコミュニティの形成など、単なるプロモーションを超えた効果を得ることができるでしょう。

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Z世代をターゲットとしたプロモーション施策の当社事例

Z世代は、幼少期からインターネットやスマートフォンに囲まれて育ち、オンラインでの情報収集やコミュニケーションに長けた、いわばデジタルネイティブ世代です。しかし、常にデジタル情報に触れているからこそ、逆にデジタルでは得られない体験への渇望が生まれているという側面も見逃せません。

Z世代の中には、コロナ禍によって青春時代の行動を制限された層、いわゆる「コロナ世代」も含まれています。Z世代へのプロモーション施策を考える上で重要なのは、デジタルへの親和性が高いという点だけでなく、リアル体験への潜在的なニーズも的確に捉えることです。デジタルネイティブとしてひとくくりにし、画一的な施策を行うのではなく、インサイトを深く理解した上で企業課題と掛け合わせ、戦略を検討することが必要であると考えています。

当社ではデジタル領域のプロモーション施策やクリエイティブ戦略はもちろん、イベント企画や交通広告の出稿など、デジタルとオフラインを組み合わせたソリューション展開を実施しています。こちらではZ世代をターゲットとした様々な事例をご紹介しています。

Z世代に向けて最新トレンドを融合した、HEP FIVE 2024年夏のバーゲンビジュアルを制作
client : 阪急阪神ビルマネジメント株式会社

https://hhms.co.jp/projects/hepfive-bargain2024summer/

「HEP FIVE」は関西の若者が集まる、大阪梅田のランドマークともいえる商業施設。このたびバーゲンビジュアルを制作するにあたり、「“ファッションビル”としての価値を、改めてアピールできるビジュアルにしたい」という課題をいただきました。
この課題に対し、最先端トレンドを発信するファッションビルとして、「流行を追ったビジュアル」ではなく「最先端トレンドを深く掘り下げ、一歩先の新たな価値を発信する」というコンセプトでデザインを開発。マインドトレンド・ファッショントレンド・デザイントレンドの3つの軸をもとに「SMART&CRAZY」というキーワードをコンセプトを掲げ、Y3KファッションやAIおよび3DCG技術など最新トレンドを融合した挑戦的なビジュアルを制作しました。

Z世代に向けて最新トレンドを融合した、HEP FIVE 2024年夏のバーゲンビジュアルを制作

ブランドイメージを転換させて新規客を取り込む、インフルエンサー起用のPUMA SOCKSプロモーション
client : 株式会社ナイガイ

https://hhms.co.jp/projects/pumasocks24ss-promotion/

「PUMA SOCKS」はスポーツのイメージが先行している影響か、メンズ・キッズの売上は好調なものの、レディース靴下の売上シェア拡大に課題がありました。
新しい顧客獲得に向けて女性、なかでもティーン層向けの商品を開発したことをきっかけに、PUMAの持つスポーツのイメージをどう転換させていくか(パーセプションチェンジ)を主題に企画を構築。「ファッショナブルで可愛い!」を訴求する販促施策を提案しました。起用したのはティーンに人気のYouTuberひまひまチャンネル。ナイガイ初のインフルエンサーを起用した施策となりました。

ブランドイメージを転換させて新規客を取り込む、インフルエンサー起用のPUMA SOCKSプロモーション

HEP FIVE注目のグルメフロア「TAMLO(タムロ)」リニューアルオープン時の話題性を創出
client : 阪急阪神ビルマネジメント株式会社(HEP FIVE)

https://hhms.co.jp/projects/hepfive-tamlo_event/

HEP FIVEは関西の若者が集まる、大阪梅田のランドマークともいえる商業施設です。2023年9月に7階グルメフロアを全面リニューアルし「TAMLO(タムロ)」がオープンしました。
エリアごとにデザインが異なり、さまざまな時間の過ごし方(たむろい方)ができる空間となっています。当社では「TAMLO(タムロ)」のリニューアルオープンに伴い、認知度アップ・話題性創出を目的に、ビジュアルキャスティング・イベント企画運営などを行いました。
ビジュアルキャスティングでは、インフルエンサーである「おおしま兄妹」、元HKT48の「村重杏奈」を起用。プレオープン時には、おおしま兄妹が登壇するファンイベントを企画運営しました。そのほかにも、オリジナルリボンバンドを目印に特典が受けられるフェス風イベント、「TAMLOPARTY」を開催したほか、カメラマンによる写真撮影サービスや、来場者が完成させるフォトスポットを設置。イベント終了後には、イベントの様子を伝えるプロモーションムービーを作成しました。

HEP FIVE注目のグルメフロア「TAMLO(タムロ)」リニューアルオープン時の話題性を創出

大阪・梅田のランドマーク、 若者向けの商業施設 HEP FIVE。“推し活”に特化したECの サイト構築からプロモーションまで
client : 阪急阪神ビルマネジメント株式会社(HEP FIVE)

https://hhms.co.jp/projects/hepfive-oshikatsu2023/

数年前から当社が担当している福袋オンライン販売のスキームを活用し、施設ターゲットと親和性の高い“推し活”を切り口とした、ライブ参戦コーデを購入できるオンラインストアの事業支援を担当しました。
推し活初心者をペルソナに設定し、サイトのネーミング、キービジュアル、告知物の製作から、Web広告やInstagram投稿コンテンツ制作などプロモーションを担当。
Instagramではフォロワー拡大施策としてプレゼントキャンペーンの企画運営も実施。生活者との接点となるコンテンツはイラストで使用する女の子の髪型に至るまで細部まで詳細にディレクションし、共感を得られるビジュアルを制作しました。
また、人気グループのライブ日程に合わせて、会場の京セラドーム最寄りである大阪メトロ ドーム前千代崎駅に広告を掲出、リアルの場でのPRも展開しました。
※現在は販売サービスを終了しています。

大阪・梅田のランドマーク、 若者向けの商業施設 HEP FIVE。“推し活”に特化したECの サイト構築からプロモーションまで

博多阪急の催し“#渡韓ごっこ”をPR! インフルエンサーを起用し、共感・拡散に成功
client : 株式会社阪急阪神百貨店 博多阪急

https://hhms.co.jp/projects/hakatahankyu-instagramerpromotion/

バイヤーがニッチなテーマを掘り下げて紹介するイベントスペース 博多阪急8階の「ユトリエ」にて、SNSでZ世代を中心に話題になっている自宅で韓国旅行気分を楽しむ“#渡韓ごっこ”を展開することに。「Z世代や韓国好き、インテリア好きにひびく広告手法はないか?」というご相談を受け、ユーザー目線で生の声をお届けすることで共感を得やすいインフルエンサー施策をご提案しました。

博多阪急の催し“#渡韓ごっこ”をPR! インフルエンサーを起用し、共感・拡散に成功

スシロー カフェ部
client : 株式会社FOOD&LIFE COMPANIES

https://hhms.co.jp/projects/sushiro-cafebu/

FOOD&LIFE COMPANIESが運営する、回転寿司業界において売上日本一を誇る「あきんどスシロー」。お寿司だけではなく、スイーツもより本格的かつ、戦略的に開発・販売を行っていくために発足されたのが「スシローカフェ部」です。
当社では、ロゴリニューアルとコンセプト制作から参画。“そそる、べつ腹。おどれ、ココロ。”をテーマに、オールターゲットのスシローの中でも、より感度の高い10~20代を意識したコミュニケーションを中心に、「スシローカフェ部」の美味しく楽しい商品の魅力を伝えています。

スシロー カフェ部

Z世代をターゲットとしたプロモーション施策は
当社におまかせください

当社では、Z世代向けの施策として下記のようなソリューションを幅広くご提案しています。

・インフルエンサーマーケティング
・ブランドイメージの転換
・新サービスのコンセプト策定
・認知拡大やセールスプロモーション
・マーケティングリサーチ
・イベント企画運営
・Webサイト制作
・各種クリエイティブ制作
・撮影や動画制作
・モデルのキャスティング
・Web広告などのデジタルプロモーション
・交通広告などオフライン媒体の広告出稿

ただデジタルとリアルを組み合わせるのではなく、それぞれの特性を理解し、相乗効果を生み出す戦略立案を強みとしています。また、百貨店などの商業施設に関する施策を長年にわたり取り組んでいることから、世の中のトレンドを先回りして発信する機会が多く、多岐にわたる実績があります。

Z世代をターゲットとしたマーケティングやプロモーション施策に課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。