【概要】
インバウンド向け相撲エンタテインメントショーホール「THE SUMO HALL日楽座OSAKA(ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカ)」グランドオープンに伴うトータルプロモーション
【アウトプット】
インバウンド需要が回復する中、日本の魅力に触れるため日々多くの外国人が日本を訪れていますが、「コト消費(体験)」の支出割合は他国よりも低く、拡大の余地がありました。「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」は、観光目的などで日本に訪れたインバウンドのお客様が日本文化に触れ、貴重な体験を創出する新たな体験スポットとなり、地域経済の活性化に寄与する目的で開業したエンタテインメントショーホールです。当社にはグランドオープンまでのプロモーションプランを幅広い領域でご依頼いただきました。
「コンテンツの魅力をターゲット(主に訪日客)に対していかに分かりやすく、インパクトをもって伝えるか」また「来場という行動に繋げ、誰かに共有したいと思ってもらえるようにするか」という課題に対し、キービジュアル開発、撮影から宣伝リーフレット制作や「SUMOショー」をより一層楽しんでもらうための公演プログラムの制作、訪日客に向けた認知促進~チケット購入機会の創出、欧州圏を中心としたWeb広告出稿、OOHメディアプランニング、海外メディアを主とするPRESS内覧会の企画運営など、当社の強みであるマーケティングから企画、メディアプランニング、クリエイティブ制作など、一気通貫した施策で国内外へのプロモーションを実施しました。
これまでに類を見ない新しいショーホールという位置づけで認知がない状態から施策をスタートするため、プロモーション戦略を考えるにあたり、開業に向けて「世の中に日楽座の情報が増えていく状態をつくること」を目指しました。適切なタイミングで広告を届け、メディア内覧会やオープンなどのタイミングに合わせて、チケット購入のきっかけとなる情報をいかに最大化させるかという観点で、プロモーションの目的を「認知」と「チケット購入」にフェーズ分けし、ターゲティングや媒体選定、クリエイティブ制作を行いました。
■「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA(ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカ)」について
2024年5月30日に大阪ミナミの商業施設「なんばパークス」8階にグランドオープンした、インバウンド向け相撲エンタテインメントショーホール。ビルボードライブ、阪神甲子園球場イベント運営等で培ったエンタテインメントショービジネスのノウハウをもつ株式会社阪神コンテンツリンクが、日本の国技「相撲」に息づく日本文化の魅力を世界へ発信すべく開業しました。
インバウンドのお客様をメインターゲットに、1500年以上の歴史をもつ「相撲」を観て体験してお楽しみいただけるショーホールとなっており、英語で進行する相撲ショーでは、土俵上で力士(元大相撲力士)たちによる迫力あるパフォーマンスが繰り広げられるほか、出演力士たちとの触れ合い(人数制限あり)や、記念撮影(グループ毎)を楽しむことができます。
【当社の担当領域】
・インバウンド客獲得に向けた知名度向上・認知促進
・チケット購入機会の創出
・キービジュアル開発
・撮影~配布宣伝用のリーフレット制作
・公演プログラム制作
・SNSにおけるインフルエンサー施策
・欧米豪を中心としたWeb広告企画運営(Meta広告、Google広告)
・OOHメディアプランおよび広告制作・出稿(なんば駅、新大阪駅)
・海外メディアを重視したプレス内覧会の企画、運営
【効果・成果】
プロモーションの成果としては、プレス内覧会の実施などにより、海外だけでなく国内においても民放局のニュースや情報番組(MBSせやねん)にも取り上げられるなどメディアを通じて情報発信され、多くの方に開業を認知していただけました。今後も今回の結果を分析し、訪日客に対して「THE SUMO HALL日楽座OSAKA」の来場を促進していく施策を提案していきます。