企業の周年イベント事例!成功に導くためのポイントとは? - 阪急阪神マーケティングソリューションズ

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企業の周年イベント事例!
成功に導くための
ポイントとは?
2025.02.28

“企業の周年イベント事例!成功に導くためのポイントとは?

企業の歴史を祝う「周年イベント」は、創業者の功績や社員の貢献、関係者への感謝を込めて、節目の年にこれまでの歩みを振り返る目的で行われたことが始まりとされています。現代では、その役割は大きく広がり、企業内部の関係者だけでなく、外部の顧客やパートナー、地域社会との関係性強化や企業の社会的価値向上のための重要な広報活動として認識されています。かつての内輪の式典という枠を超え、戦略的なコミュニケーション施策へと進化を遂げているといえるでしょう。

当社では、周年イベントに関して、イベント企画やプロモーション施策立案など、目的や課題に応じたサポートを実施しています。こちらのページでは、当社の周年イベント事例や周年イベントを成功に導くためのポイントをご紹介しています。

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企業の周年イベントを
成功に導くためのポイント

周年イベントは数年、数十年に一度のイレギュラーな催しとなるため、社内に知見が蓄積されていないケースがあります。企画にあたり多角的な視点が必要となる周年イベントについて、こちらでは成功に導くために事前に抑えておくべきポイントをご紹介します。

・人的リソースの確保
多くの場合は通常業務との兼務となり、従業員は業務と両立しながら特別なプロジェクトをこなす必要があります。企画や準備だけでも多くの時間と労力を要するため、プロジェクト体制を明確にすることはもちろん、スケジュールや工数管理をしっかりと行い、都度調整することが必要となるでしょう。

・多様なステークホルダーへの対応
従業員、株主、取引先、顧客だけでなく地域社会まで、多様なステークホルダーが関与するケースもあります。関心事や課題、期待度、関係性などが異なる中で、すべてのステークホルダーが満足できる内容を提供するには綿密なプロジェクトマネジメントが必要となります。ターゲットや目的を明確にすることはもちろん、大規模なイベントの場合、予期せぬ事態に備えたリスク管理も必要となるでしょう。

・MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)や企業文化との整合性
周年イベントは企業の価値観や文化を体現する機会です。イベントのコンセプトや内容が企業理念、経営理念、行動指針と整合性が取れているか、企業文化を反映しているかを確認しましょう。

・トレンドや社会課題への適応
デジタル化の進展に伴い、WebやSNSなどのオンラインのみで完結するイベントやオンラインも含めたハイブリッド型イベントも増えています。他社と差別化した企画立案はもちろん、最新のトレンドを抑えることが必要です。特に昨今では環境問題への関心度が高まっているため、イベントにおける環境負荷低減への取り組みも重要な課題となるでしょう。

・目標設定と効果測定
イレギュラーなイベントにおける目標設定と効果測定はとても難しい課題ですが、事後にフィードバックを行うことでノウハウを社内に蓄積することができるため、定量的・定性的な観点から指標を設定するとよいでしょう。効果測定する数値、KPI、終了後のアンケート調査など、事前の計画が必要となります。

周年イベントの当社事例

顧客との関係を強化する、
オフラインイベントを開催した事例

企業における様々な周年を記念して、イベントを開催した事例です。数年、数十年に一度の貴重な瞬間をリアルタイムで共有することは、企業とステークホルダーの関係性強化につながります。昨今ではWebやSNSでのオンラインイベントも一般的となりましたが、対面でのコミュニケーションが可能なリアルイベントは、より記憶に残る体験価値を提供することができるため、変わらず有効な施策です。当社でも様々なイベント企画や運営を行っています。

「チンアナゴの日」認定11周年!ゾロ目イヤーを記念して2024年11月11日に「大チンアナゴ祭」を開催
client : オリックス不動産株式会社 すみだ水族館

https://hhms.co.jp/projects/sumidaaquarium-chinanago2024/

2024年は「チンアナゴの日」が日本記念日協会に申請・認定されて11周年の記念年。日本記念日協会に申請を行ったすみだ水族館は、これまでも毎年チンアナゴの日をお祝いするイベントを開催してきましたが、「認定11周年の11月11日」という記念すべきゾロ目イヤーとなった2024年は、「お祭り」というテーマで館内コンテンツを強化した「大チンアナゴ祭」を開催。昨年に引き続き、イベントの企画運営やプロモーション施策を当社へご依頼いただきました。

「チンアナゴの日」認定11周年!ゾロ目イヤーを記念して2024年11月11日に「大チンアナゴ祭」を開催

市制70周年を迎えた川西市。記念事業として「出会い・交流」の場が生まれる12日間の催しをアステ川西で開催
client : 川西市市長公室 市制70周年記念事業事務局

https://hhms.co.jp/projects/kawanishi70th-event/

川西市の市制施行から70年を迎える2024年8月1日(木)を皮切りに、12日間、阪急・能勢電鉄「川西能勢口駅」直結の商業施設アステ川西1階広場にて“笑顔つづくミライへ。の実験場!”として、出会い・交流の場が生まれる様々な催しを展開しました。当社は、川西市・アステ川西・川西阪急と連携しながらイベントの企画・運営を実施しています。

市制70周年を迎えた川西市。記念事業として「出会い・交流」の場が生まれる12日間の催しをアステ川西で開催

宝塚市制70周年記念で「花のみち」がリニューアル!周辺施設と連携したデジタルスタンプラリーを開催
client : 阪神園芸株式会社

https://hhms.co.jp/projects/hananomichi-event/

「花のみち」は、阪急宝塚駅から宝塚大劇場を結ぶ段葛型道路で、1924年の宝塚大劇場開場に伴い造成された遊歩道です。「宝塚歌劇へ続く花道」の意味が込められており、訪れた人々を四季折々の景色が出迎えてくれます。このたび宝塚市制70周年を記念して、「花のみち」の桜の木の植え替えなど一部区間のリニューアルを実施。当社はこのリニューアルに合わせて、新しくなる「花のみち」を巡るイベントとして、デジタルスタンプラリーの企画運営を行いました(植栽工事は阪神園芸が担当)。

宝塚市制70周年記念で「花のみち」がリニューアル!周辺施設と連携したデジタルスタンプラリーを開催

北大阪急行電鉄 開業50周年プロモーション
client : 北大阪急行電鉄株式会社

https://hhms.co.jp/projects/kitakyu-50th/

1970年の大阪万博を機に開業した北大阪急行電鉄。hhms:では50周年のストーリー設計からクリエイティブ、イベントまでトータルに担当しました。特設サイトでは、HISTORYやプロジェクトを“北鳩家族(きたきゅうふぁみりー)”を用いて紹介しました。30周年を迎える大阪モノレールとの共催で、沿線を巡って謎を解く街歩き企画“リアル謎解きゲーム 未来へと向かう時空列車”や、各駅にテーマを定め、新店を中心に街を紹介する沿線情報誌「北急で見つけた50のこと」などを通して、多くのお客様に楽しんでいただける企画となりました。

北大阪急行電鉄 開業50周年プロモーション

WebやSNSだからこそできる、
ユーザー参加型イベントの事例

WebサイトやSNSの普及によって、より多くのステークホルダーとオンライン上で接点を持つことが可能となりました。「来訪者から提供されたテキストや画像でコンテンツを作成する」「投票によってキャンペーンを盛り上げる」「SNSのライブ配信を活用して直接コミュニケーションを取る」など、WebやSNSならではの企画を目にする機会も増えています。参加型のイベントはリピーターを生みやすく、SNSによる拡散効果も期待できます。こちらではユーザー参加型のキャンペーンを実施した事例をご紹介しています。

阪急沿線情報紙 TOKKが創刊50周年! 紙面・特設サイトで企画やキャンペーンを展開
client : 自社制作

https://hhms.co.jp/projects/tokk-50th/

50周年記念号となる4月号巻頭特集では、読者の方々にTOKKとのストーリーをインタビュー、様々な“きっかけ”を紹介するコーナーや、編集部メンバーが思い出の特集を振り返る企画も。また、特設サイトもオープン。バックナンバーをご紹介する「TOKK50年のあゆみ」など、サイト独自企画も展開しました。

阪急沿線情報紙 TOKKが創刊50周年! 紙面・特設サイトで企画やキャンペーンを展開

いなりずし専門店「豆狸」の50周年キャンペーン、キャラクター開発からサイト制作までトータルに
client : 株式会社阪急デリカアイ

https://hhms.co.jp/projects/hankyudelica-i_50anniv/

エイチ・ツー・オー リテイリングのグループ企業で、いなりすし専門店「豆狸」を展開する阪急デリカアイ。「豆狸」創業50周年にあたり、新規客獲得のための認知向上と、売上げアップに繋がる施策を実施しました。ブランドに愛着を持っていただくことを狙いに、お揚げの毛皮に包まれた周年キャラクター“まめたん”を開発し、店頭のアイキャッチになるぬいぐるみやノベルティのエコバッグを展開。また、キャンペーンWebサイトでは、月替わりクイズの「豆狸の豆知識」、月替わりの限定いなりを紹介する「今月の限定いなり」の2つのコンテンツを用意。

いなりずし専門店「豆狸」の 50周年キャンペーン、 キャラクター開発から サイト制作までトータルに

節目となる瞬間を新たなスタートに!
コーポレートアイデンティティや
広報ツールを一新した事例

周年の瞬間を最大限生かすことは、企業が変化していることや成長していること、新たな取り組みを行っていることを内外に示す良い機会になります。外部への認知を高めるだけでなく、内部に対しての企業理念の浸透や帰属意識の向上などの効果も期待され、結束力を高める機会としても有効とされています。当社でもブランディングやクリエイティブ制作領域を中心に、周年をきっかけとした施策をサポートしています。

阪神梅田本店、全館グランドオープン1周年の紙媒体やWebページを制作
client : 株式会社阪急阪神百貨店 阪神梅田本店

https://hhms.co.jp/projects/hanshindept-creative2023/

2022年より催事・フード・婦人服・服飾・ライフスタイル・レストランなど幅広い事業部から制作の打診を受けヒアリングを重ねていた、2023年4月5日の阪神梅田本店 全館グランドオープン1周年の媒体。紙媒体を主として10案件以上を受注し、いっせいに制作がスタートしました。

阪神梅田本店、全館グランドオープン1周年の紙媒体やWebページを制作

60周年を機に。歴史と未来への想いを込めた、コーポレート・アイデンティティ
client : 阪急設計コンサルタント株式会社

https://hhms.co.jp/projects/sekkei-hankyu_ci/

阪急沿線の鉄道関連施設を中心とした、設計・監理・維持管理など、インフラ整備全般を行う阪急設計コンサルタント様。創立60周年の節目に、シンボルマークのアップデートおよび企業スローガンの開発を中心とした、C.I.関連ツールの製作を担当しました。

60周年を機に。歴史と未来への想いを込めた、コーポレート・アイデンティティ

北大阪急行 50年史制作
client : 北大阪急行電鉄株式会社

https://hhms.co.jp/projects/ktakyu-corporatehistory/

1970年、アジアで初めて開催された日本万国博覧会の会場への輸送と、千里ニュータウンと大阪の都心を結ぶ輸送の一翼を担うため、1967年に創立した北大阪急行電鉄の50年史を当社で制作しました。
懐かしくも貴重な写真の数々を掲載し、文章量を抑え読みやすくした本編から、データでひも解く資料編・年表編まで編纂。沿線地域とともに歩み、発展し続ける歴史をたどっています。50年史制作を皮切りに2020年には開業50周年プロモーションも当社で企画・運営実施しました。

北大阪急行 50年史制作

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デジタルスタンプラリーなど、地域の活性化につながる周遊イベントの事例
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自治体のシティプロモーション!大阪 梅田エリアをターゲットにフェアを実施した事例
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水族館の事例から見る!来場者の多様なニーズに応えるイベント企画や集客施策
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リアルイベントの効果をより高めるために!Webやデジタル施策を組み合わせた当社事例
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ビッグマン前広場など、大阪 梅田でおすすめのイベントスペースの特徴と活用例
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周年イベントの施策立案は
当社におまかせください

当社では周年イベント開催時における企画や運営、各種プロモーション施策のサポートを実施しています。事前のリサーチ、イベントのコンセプト立案や当日の運営、ポスター・動画・カタログ・Webサイトなどのクリエイティブ制作、集客支援、開催レポート作成まで一気通貫で行った事例もあり、根本的な課題解決につなげるためのトータルプロモーション力が強みです。上記以外の事例紹介も可能ですので、ぜひお気軽にお問合せください。