トップメッセージ - 阪急阪神マーケティングソリューションズ

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トップメッセージ

左:代表取締役社長 上田 均 / 右:代表取締役副社長 宮武 昭宏

2024年度の春は、桜の開花が例年よりも少し遅かったようです。
今年の桜は、2月と3月の極端な気候の変動にも対応し、4月に一斉に咲きだしました。暖かかった2月に私たちの多くは、「3月初旬にも桜が咲くんじゃないか」と予想したのですが、桜は冷静に外部環境変化を見極め、適切なタイミングで花を咲かせているのでしょう。何年も地に根を張っているところから得られる、彼らの内なるDNAがなせる業なのかなと思います。

私たちの生活様式や価値観はずいぶんと変わりました。スピードや多様性がより重要になり、リモートやバーチャルといったものが普通になる一方で、新しい価値観も加わったうえでの「リアル回帰」「昭和回帰」というような現象も見て取れます。
「鳥の目」「虫の目」「サカナの目」という言葉がありますが、私たちは、それらに加えて「桜の目・森の目」みたいなものも必要かと考えます。長らくそこにあるからこその知見、という感じで使ってみたいですね。

私たちの母体である阪急阪神ホールディングスグループやエイチ・ツー・オー リテイリンググループは、100年にわたり梅田・阪神・北摂地域を中心に様々な事業を行ってきました。そこには、データと呼ばれるものだけではなく、時間の中で培われた風土や文化なども大切なリソースとして存在しています。私たちは、これらの全てのリソースを活用し、多様なソリューションを提供できる企業を目指します。

上田 均

2024年12月26日、hhms:は5歳の誕生日を迎えます。
沢山の方々の愛情に恵まれて、お陰様で元気に成長しています。この間、お仕事をご一緒させて頂きましたクライアントさま、ご協業先さま、そして社員の皆さまに心より感謝申し上げます。

悪戦苦闘しながらも様々な体験をし、できることも随分増えてきました。ブランディング・デジタルマーケティング・クリエイティブ制作・編集・メディア開発・運用など、これらをシームレスに推進できるhhms:になりました。新たに仲間に加わったメンバーからは「自由に仕事ができる」「様々なタイプの仕事ができ自身の幅が広がる」「社内で仕事が完結できるのは強み」といった、のびのび感のある嬉しいコメントももらいました。一方で、「できることの幅が世間に伝わっていない」「社内の横連携や効率的な取組みもまだまだ課題」といった、これからの伸びしろを感じさせる声もあります。

そのような中、今年度は次の5年間における役割発揮に向け、時代の突破力に磨きをかけたいと思います。今後のhhms:のお役立ちのカタチを全社員で話し合い、社員全員が持つ「想像力」と「創造力」、そしてその実現のための「行動力」の発揮を主眼に環境を整えます。社内外を越えて相手を思いやり、協力する心を最も大切にする価値共創集団として「一緒にやってよかった、楽しかった、また面白いことをやりましょう!」とコミュニケーションの輪が広がるhhms:でありたいと念じております。本年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

宮武 昭宏